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リスティング広告の種類、それぞれの特徴と選定のポイントとは?

リスティング広告の種類として挙げられるのが主に「Google広告」と「Yahoo!広告」の2つです。いずれもGoogle・Yahoo!といった有名な検索エンジン上で広告を配信できるサービスです。この記事ではそれぞれのリスティング広告における媒体の特徴と自社で運用するときの選定のポイントを紹介しています。

【目次】

  1. リスティング広告(検索連動型広告)とは?
  2. 一般的なリスティング広告の種類は2つ!
  3. 異なるポイント①「ユーザー層」
  4. 異なるポイント②「広告表示オプション」
  5. 異なるポイント③「クリック単価」
  6. 異なるポイント④「広告掲載先」
  7. 媒体の選定は自社の目的次第
  8. リスティング広告の出稿について、なんでもご相談ください

リスティング広告(検索連動型広告)とは?

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、検索したキーワードに連動したテキスト形式の広告を自然検索結果の上部に表示するWeb広告手法の1つです。自然検索の結果より上部に表示されます。

↓↓詳細や仕組みを以下ページでまとめています。

一般的なリスティング広告の種類は2つ!

国内において一般的に使われているリスティング広告は「Google広告」「Yahoo!広告」の2種類になります。

Google広告

Googleが提供しているオンライン広告のことを言います。

リスティング広告のほかに、画像やバナーを使ったディスプレイ広告や、YouTube上などで動画を表示させる動画広告といったものを掲載することができます。

Google広告サイト

参考:Google広告

Yahoo!広告

Yahoo! JAPANのサービスに広告を載せることができるサービスです。
掲載することができるのはリスティング(検索)広告とディスプレイ広告になっております。

Yahoo!広告サイト

参考:Yahoo!広告

異なるポイント①「ユーザー層」

1つ目のポイントとして、検索エンジンをはじめとしたGoogle・Yahoo!のそれぞれのサービスのユーザー層に着目する必要があります。

例えば、学生などの若い年齢層に広告を出すとき、
「若い人はYahoo!のサービスをあまり使っている人が少ないからGoogle広告を出稿したほうがいいのでは?」
というような考え方は間違っていません。

ターゲットとなるユーザーの利用率が高いものに媒体を絞ったり予算を多めに配分することによって、多くの人に広告を配信しやすくなります。

一般的に、Googleのサービスはスマホユーザーが多く、比較的若い世代に利用率が高いという特徴があることから、若年層をターゲットにするのであればGoogle広告を用いることがおすすめです。
逆にYahoo!のサービスのメインユーザーは40代~50代のPCユーザーであることから、これらの高年齢層をターゲットにするのであればYahoo!広告を用いることを検討してみてもいいかもしれません。

異なるポイント②「広告表示オプション・アセット」

広告表示オプションやアセットを使用することで、通常テキスト形式で表示されるリスティング広告内に電話番号や画像などの情報を補完して表示させることができます。設定自体は無料ですることができます。広告の表示面積が大きくなり、見栄えもよくなるので広告としての質を高めることができます。

種類は様々でGoogle広告とYahoo!広告で掲載できるものは異なります。

〇Google広告

  • 画像表示オプション
  • サイトリンク表示オプション
  • コールアウト表示オプション
  • 構造化スニペット表示オプション
  • 電話番号表示オプション
  • リードフォーム表示オプション
  • 住所表示オプション
  • アフィリエイト住所表示オプション
  • 価格表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • プロモーション表示オプション

〇Yahoo!広告

  • クリックリンクオプション
  • 電話番号オプション
  • テキスト補足オプション
  • カテゴリ補足オプション

以下よりこの2種類の媒体の異なるポイントを挙げていきたいと思います。

異なるポイント③「クリック単価」

ユーザーの数が違うということはその分競合の数も変わってくるので、広告を表示させるキーワードが同じでも媒体によってクリック単価が大きく変わる可能性があります。

Google広告は、Googleが提供しているサービス利用者数が多くたくさんの人に広告を配信できることや、アセットが豊富といった点から利用しているユーザーが多いです。その分競合相手も多くなりYahoo!広告よりもクリック単価の相場が高くなる傾向にあります。

クリック単価が高くなるということは、広告配信の効果の評価であるコンバージョン単価(1つのコンバージョンを獲得するためにかかった金額)も高くなりやすいことでもあるので気を付ける必要があります。

異なるポイント④「広告掲載先」

Googleの提携パートナーにはブログサービスが含まれており、個人ブログに広告が表示されて企業ブランドの価値を落とす可能性があります。設定で掲載先を絞ることもできますが、これらの運用を随時行う必要があります。

Yahoo!広告は提携している大手企業の公式サイトのみでの配信になるので、広告表示先のサイトの信頼性が高く、企業ブランドの安定といった面では安心して出稿できます。

媒体の選定は達成したい目的次第

ここまでGoogle広告とYahoo!広告のリスティング広告の違いについて挙げてきました。

では実際に自社でリスティング広告を出したいときに最適なのはどちらなのか。
ポイントになるのが、以下の3つだと考えます。

  自社のサービスのユーザーの年齢層
  自社のサービスについての想定検索数
  広告配信予算

基本リスティング広告は、表示された広告からサイトに誘導するために使用するものなので、まずは対象のサイトに流入してきた人がどれだけコンバージョンしているか(=コンバージョン率)を算出し、自社の獲得したいコンバージョン数からどれくらいのサイト流入が必要なのかを明確にしておく必要があります。

その上で以上の3点をもとにGoogle広告とYahoo!広告のどちらにするのか、広告を配信するキーワードは指名ワードと一般ワードをそれぞれどのくらい入れるのか、複数媒体を併用して配信するかなどを決めていきます。

そのため、広告設計を行う前に、まずは自社のサービス・商品の年齢層や性別、エリア、見込み客の数などをあらかじめ知っておき、どのような人をターゲティングしてアプローチするのかを明確にしておきましょう。

リスティング広告の出稿について、なんでもご相談ください

ビジネスでの目的を達成するのに、どの媒体で広告を配信すればいいのか。SNSを活用した方が成果を出しやすいかなど、弊社ではWeb広告をはじめとしたデジタルマーケティング全般の支援が可能です。

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