![](https://www.nippon-ag.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/05/howtotakephoto_forSNS.jpg)
企業の公式SNSで活用できる写真の撮り方のコツ
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSは個人に限らず企業にも積極的な参入が求められています。やるリスクよりもやらないリスクが叫ばれる昨今、一番最初にぶち当たるのは「写真の壁」です。
「なんかダサい」と言われないために、常に70点以上の写真が撮れるよう、ベーシックなコツをお伝えします。
今回は「構図」と「焦点」についてです。読み終えたら近場のもので実践して感覚を掴んでみてください。
構図はシンプルな3つ『主張構図』『安心構図』『想像構図』それぞれ例と共に撮っていきます。
【目次】
1.「主張構図」
これを伝えたい!という時に便利なのが主張構図です。日の丸構図と言えばイメージがつきやすいと思います。なるべく周りの物は排除し、メイン1点が目につくようにします。
見る側にほどよい緊張感を与えます。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/f520f650415ffdddac9a4101f13f322b_7cfdc09b3157eeb8f1c794d1d5e31451.jpg?width=595)
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/53e68e689b1b1d348c36ef9867aca41f_449f422c2d18f083c4f3487c51fce5a2.jpg?width=595)
真似しやすく、インパクトがあるので、写真の入り口にもってこいです。
2.「安心構図」
こちらは主張構図とは逆で、安心感を与える構図です。「グリッド」や「三分割」などとも呼ばれています。画面の中に9分割する線を想像し、その交差点に被写体の中心を持っていく手法です。
(ピッタリ合わせる事を意識せず、大体でいいです。)
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/0aa8ddc031f2a871683da2a7406a8aad_91db4ef8339da1f33b58ba077161a29b.jpg?width=595)
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/624941d5d12d32dc8f5182811f6a320a_179746907c51b2a7f3f2cb658951e43a.jpg?width=595)
これは被写体以外に奥行きを与える事で、自然体な表現ができるようになります。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/e94415cd5bca30870d48e57059a2d3fc_505f0eda287c413ee5389b32b32df8bd.jpg?width=595)
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/f119f04846718f592cf5a31b593be103_424c4c228e7632f8f456a0c9705f1679.jpg?width=595)
安心構図の応用として、ヒトの目線の使い方もあります。
ヒトが向いている先に余白を作る事で、ストーリーが生まれ写真が奥深いものとなります。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/792e19f43a0b175f7629f087b23970df_237878326af8db97bf4f908514a29638.jpg?width=595)
家族の写真を撮る時にも使える方法ですね。
全身を撮ることにこだわらず、構図を意識して撮ってみてください。
3.「想像構図」
被写体をあえてはみ出させる事で、ストーリーや味わいを表現する方法です。
立体感を表現したり、シズル感を出したい時に有効な構図です。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/65d6725bb92f5539d9ba7d026b90c4b1_3a4734a7660ba50e71d60d025246c7f5.jpg?width=595)
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/4b3c4d384e70444f553db675fc8233ef_da38911c8fba8be05b9452bc2d0fc84c.jpg?width=595)
主役がはみ出すパターンと、脇役がはみ出すパターンがあります。見せたいものによって切り取る範囲を変えていきます。
難しい場合ははみ出さずに撮影し、後ほどトリミングで構図を変えてみましょう。
4.焦点(コントラスト)について
焦点以外を目立たなくさせる(余白を作る)ことでメインが映えます。
コツの1つ目は「明暗差」をつくること。これはInstagramの「ビネット」というフィルター機能でも加工できます。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/fd5879048affc81bd6e3d5e36cd5132c_a80ff99eee4c89b4dd6a6f99d6a82b7c.jpg?width=595)
次は一眼レフカメラなどでよくある「ボケ味」をつくること。これはInstagramの「ティルトシフト」というフィルター機能でも加工できます。円形か直線のどちらかを選択し、強調したい部分をタップすればその周辺がボケてくれます。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/26cc6b030ff2f508f9ad01c906a39eb0_0d3ebee96ca04a52762e53b78695fd2a.jpg?width=595)
プロのカメラマンであれば、被写体の構図、焦点合わせがその場で出来て、最高の一枚を撮れます。
修行をしていない素人には瞬間判断は難しいです。せっかく高性能カメラ付きスマホがあるので、構図で70点の写真を撮り、加工により80点90点にしてみてはいかがでしょうか。
構図が良いと、そのまま広告に使えたりもします。
これも現代ならではですね。
![](https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/766032/9112e356de5e85161e6393840a159f2c_d22fd699204e55480b707afe01dccd57.jpg?width=595)
5.まとめ
読み終えたらスマホカメラで実践してみてください。
・主張構図 (メインを真ん中にドーンと撮影)
・安心構図 (9分割点の交差点どこかにメインがくるよう撮影)
・想像構図 (想像しやすい場所をあえてはみ出させて撮影)
カメラの性能が上がって、加工やピントは自動でできることが多くなってきます。ヒトが身につけておくスキルはズバリ構図ですね。
撮るほど上達するので、「映える写真」目指して、沢山撮ってみてください。
チラシやバナー、小さいクリエイティブにも、無数のコツが詰め込まれています。
デザインソフトは誰でも扱えようになってきましたが、キレイに作るだけのデザインでは結果が出にくくなっています。
デザインでお困りの際は、ぜひ日本エージェンシー クリエイティブルームまで、お気軽にご相談ください。